第６回全国障害者スポーツ大会「のじぎく兵庫大会」に行ってきました。簡単にその報告をします。私はさいたま市の一般卓球のコーチとして参加しました。
大勢の方々に支えられて、すてきな６日間を過ごすことができました。特にボランティアさんたちには感謝ですね。
今回の大会をきっかけに、手話にも興味を持ちました。ある程度は手話なしでもやりとりができましたし、通訳の方もいらしたのですが、やはり、自分自身で意思疎通ができたらと思ったのです。
それでは、ごく簡単に６日間の内容を報告します。
１日目 １０月１２日（木）
シーノ大宮で結団式。
大宮から東京へ、そして新神戸へ新幹線で移動。初日であり、大会前ということで緊張感が漂い、会話も少なめ。
新神戸駅ではボランティアと各地から集まった選手団でとても混雑していた。宿舎は駅からバスで数十分。自己紹介を含めての歓迎セレモニー。
部屋は男子卓球選手２人とコーチ２人、ボーリングの選手１人と監督１人の計６人。大浴場がないのでこういうときは不便ですね。
今日からものすごい夕食のはじまり。とにかく、量がすごい。夕食３食分が１度に出るという感じ。若い選手たちにはありがたいかもしれません。１日目はとにかく完食。
２日目 １０月１３日（金）
朝食はバイキングなので助かりました。もちろん、毎朝納豆ご飯が基本。関西なので納豆はでないかなと思っていました。
この日は、公式練習日。神戸市立中央体育館へバスで移動。練習は県の選手たちと合流して行いました。
私にとってこうした大会の参加は初めてだったので全てが新鮮でした。
夕方前に宿舎の近くを散策し、買い物などを楽しみました。
３日目 １０月１４日（土）
５：３０起床。６：００朝食。あわただしい１日のスタート。
スカイマークスタジアムへバスで移動し、荷物を置き、開会式会場のユニバー記念競技場へ。
１０：００選手団入場。ものすごい歓迎でした。天気がよすぎて暑かったので待っている間はちょっときつかったです。テレビでは夕方放送されたようで、さいたま市選手団はこじんまりしていましたが、真っ赤なジャージだったのでとても目立ちました。もちろん、しっかりと映っていました。
午後はいよいよ競技スタート。これまで負け続きだった選手が勝つことができ、本人はとても喜んでいました。
４日目 １０月１５日（日）
競技後半。残念ながら金はのがしましたが、銀メダルをとることができました。夕方は表彰式。選手たちのうれしそうな笑顔が忘れられません。
５日目 １０月１６日（月）
卓球は２日間なので、陸上の応援。閉会式までの時間を競技場周辺のふれあい広場で買い物などして楽しみました。
１６：００閉会式。ファイナルコンサートには、高石ともや、南こうせつ、イルカ、杉田二郎が登場。おじさんたちには最高のメンバー。スクリーンに映し出された歌詞を見ることなく一緒に歌っていました。
６日目 １０月１７日（火）
最終日。この大会中とてもお世話になったボランティアさんたちとお別れ。お礼にみんなで書いたメッセージをプレゼント。そして、帽子やボランティアのベストにもメッセージを書きました。
１人の選手はボランティアさんからベストと「さいたま市」と書かれた手作りのプラカードをいただき、大宮への移動までそれを身につけ、ずっとみんなを仕切っていました。すてきなお土産になったでしょうね。
初日と同じシーノ大宮で解団式。ずっと行動を共にしてきたのでとても名残惜しい感じでした。
帰る途中、書店でＤＶＤ付の手話の本を購入しました。